また、iPhone用のスタティックライブラリにして最適化するようにしました。
ソースコードの入手と配置
- Google Codeサイトから gdata-objectivec-client-1 をダウンロードする
- 解凍したフォルダを丸ごと開発中のアプリソースがある場所へコピーまたは移動する
- data-objectivec-client-1/Source/GData.xcodeproj があることを確認する
XCodeへの組み込み
- 開発アプリのXCodeを開いて「グループとファイル」にあるプロジェクト名の下に先ほど確認した、GData.xcodeproj をドラッグ&ドロップする(GData.xcodeproj を展開すると含まれるファイルは全て赤色すなわち存在しないでOK)
- この中にある libGDataTouchStaticLib.a を下部の「ターゲット>プロジェクト名>バイナリをライブラリにリンク」の中へドラッグ&ドロップする(libGDataTouchStaticLib.a が目的とするスタティックライブラリだがまだ存在しない)
- ドラッグ&ドロップ時に「・・・項目をコピーする(必要な場合)」のチェックを外してコピーせずに参照させること(以下の操作でも同様)
スタティックライブラリ(libGDataTouchStaticLib.a)の作成準備
- 「グループとファイル」にドロップしたGData.xcodeprojをダブルクリックして、新しいXcodeプロジェクト(GData)を開ける
- メニュー>プロジェクト>プロジェクト設定を編集>一般>プロジェクトフォーマット>Xcode3.2-互換 にしておく(既定 2.4 ではビルド時に警告が出る)
- メニュー>プロジェクト>アクティブターゲットを設定>GDataTouchStaticLib を選択
- メニュー>プロジェクト>アクティブSDKを設定>iPhoneデバイス3.0 を選択
- メニュー>プロジェクト>アクティブターゲット"GDataTouchStaticLib"を編集
- ビルド>構成:Debug>その他のCフラグ> (既定どおり)
- ビルド>構成:Release>その他のCフラグ> _nameServiceHere_ を必要機能名に変えて追加する。例えば、ドキュメントでスプレッドシートを利用する場合
-DGDATA_INCLUDE_DOCS_SERVICE=1
-DGDATA_INCLUDE_SPREADSHEET_SERVICE=1
を追加する。
スタティックライブラリを作成する
- 構成をDebugにしてビルドする
- 構成をReleaseにしてビルドする
- 問題なく終了すれば、このプロジェクト(GData)を閉じて開発プロジェクトに戻る
- すると、先ほどまで赤色であった libGDataTouchStaticLib.a が黒色になっているハズ
- 黒色になれば存在している(作成できた)と言うこと
- ドラッグ&ドロップ時に「・・・項目をコピーする(必要な場合)」のチェックを外してコピーせずに参照させること
開発プロジェクトをビルドする前の作業
- GDataのDebugビルドの出力フォルダ
gdata-objectivec-client-1/Source/build/Debug-iphoneos の中にある Headers フォルダを「グループとファイル」GData.xcodeprojの下辺りへドラッグ&ドロップする - #import "GData/GData*****.h" から GData/ を取り除いて "GData*****.h" に修正する
(GData/ は Framework を参照指定するものでありスタティックライブラリには不要)
開発プロジェクトをビルドする
以上
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